ハリセンボンばらばらぺーじ

このページは、水温が低下してきて海岸に打ちあがってしまったハリセンボンの有効活用法を目指して作りました。有効活用法としては、

1. 日本海を流れる、いわゆる対馬暖流に乗ってやってくる生きものの紹介
2. 胃袋に収める^^;
3. 飼育業務に携わる可能性のある方への、ハリセンボンの浮き袋から空気抜きをするときの参考くらいかな。

なお、内臓等、なまもの系が嫌いな方は、これ以上ご覧なられない方がよいかと思います。(まあ、たいした物ではないのですけど、念のため)
なお、以下の画像は、クリックすると大きくなります。(大きい画像は、すべて640*480の画像を使用しています。一部違うのもありますけど。)もっと大きいサイズの写真は、必要な方はおっしゃっていただけると、何とかします。もっとも大きいサイズのものは、だいたい140kくらいです


写真備考
●まず、肛門付近から口のあたりまでいっきにナイフ、もしくは解剖ばさみで切り開きます。
●その後、というより、最初に水を飲ませた方がいいかもしれません。食道の途中から分岐している袋に水が溜まっていきますので、これがハリセンボンの針を立たせるためのものだと、感動を覚えます、きれいですしね。
●膨らみますね^^
●もっと膨らむかも
●膨らみましたら、そのままの状態で、手を傷つける可能性のある、とげとげくんたちを、皮膚ごと剥いで体との今生の別れを告げさせてもらいます。
●今回問題となりました、うきぶくろはこちらです。このうきぶくろから、エアが抜けなかったため、体力消耗によって死んでしまったと思われます。かなり弱っていたので、しょうがないということにしましょう。(-b-)なーむー
●これが横にした図です、この位置を覚えていて、今度このような状態のハリセンボンが搬入された場合、大きい注射針でエア抜きします。昨年はタツノオトシゴにも、このような処置をしましたが、その時は、育児嚢にエアが溜まってしまったので、こいつよりは楽でした。
●完全に皮と肉が離れた状態。この左の状態で市場では売られているそうな。。。でも、実際に見たことがないので、誰かに教えてもらいたいですね。
●中指の第2関節くらいにあるのが、消化管と袋の分岐点です。
●にょろっと右の方にいっているのが、消化管です
●肛門周辺
●全体写真、これで内臓はすべて見えていると思われます。

| HOME |